天の邪鬼は歌がお上手
一章〜眠り姫〜
いつだってそうだ…
すべての始まりのｽｲｯﾁ音は馬鹿でかく、
馬鹿でかい音にビックリしている間に
次はｶﾁｺﾁと時計のような小さな音がなりはじめ、
終わりまでのｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝしはじめる…
あと何度この音に脅えればいい？
あといくつ時計を壊せばいい？
泣きそうで泣けないや…
いつだって恋はそうだ。
待ってくれやしない…
