ご主人様に恋をしたっ!!【完】
冷たい背中






「んじゃ。
ま、帰りますか」



教室中がシン……とする中。



水月くんは、迷いなくあたしを抱きあげた。



「ひ……ひゃー!!」



ふわっと浮く感覚。



遠くなる床。
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