空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~

あの後の彼との甘い事情に思考が蕩けそうだった。



吐く息は、恥ずかしくなるほど甘く。



弄(まさぐ)る冷たい手は痺れるほどの感覚が私を支配した。



甘く痺れる快感は。



カーテンから漏れる朝方の明かりと共に、漸(ようや)く解放されたのだった――。

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