嘘つき、でも騙されてあげる

夢花の気持ち

司といると落ち着く、静かな時間だけが流れて行く。


司が一杯好きだと言ってくれる。



私はそんな司の思いに答えたい。



私はきっと司を好きになれる気がした。



卓斗に合わなければ、このまま自然消滅出来る。



どこかでもしかしてなんて淡い期待をしてる、



私はまだ駄目だな。



明日から東京へ行く。



不安がないと言えば嘘になる。



何処かでまだ卓斗を諦めきれない私がいる。





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