逆境の桜
会議






1865年5月




京にある宿で歴史的な会議が行われた。



会議に参加している者は


松村桜

坂本龍馬

中岡慎太郎

桂小五郎

西郷隆盛

近藤勇

土方歳三

岩倉具視

伊藤博文

大隈重信


の10名だ。





桜「早速本題に入りますが、私は出来ることならば幕府を潰したいと思っています。しかし反対の人もいるでしょう。反対の人は何故反対なのか意見をお願いします。」





近藤「250年も続いた幕府を潰すのは少し抵抗があるな。」







西郷「おいも幕府の者にはかなり世話になっている身だ。幕府を裏切るような事はできない。」

    


桜「お二人は250年続いた幕府を潰すのは抵抗があるとおっしゃていましたが、僕は250年もの間続いたからこそ、そろそろ天皇に政権を返すべきなのではないかと思います。」



桜「今特に日本は異国に比べ遅れている。国内同士が争っているとメリケンやエゲレスに国を乗っ取られてしまいます。」




大隈「幕府を潰した後に幕府側の人間も政治に参加させる事はできないのですか?」



 
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