嘘の愛を口にする【完】




カーテンの隙間から、あたしの顔に光が当たる

「ん…」


ゆっくりと瞼を開けると


右隣にいたのは陸


そして左隣にいたのは


ぐっすりと眠る弘樹


陸の頭を撫でると優しく微笑んでくれた。


どんな夢を見てるのかな?


そんな事を思うと自然に頬が緩む

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