「─今日も帰り遅いから勝手にやりな。」




「うん…」




40を過ぎているのに厚い化粧を施す母親。



職業はホステス…うちは片親だからしょうがないと割り切ってはいるけど…




『お前なんか産まなきゃよかった。あいつに騙されて私はあんたを産んだんだ!』




母親の口癖……




お父さんには家庭があったのにお母さんに私を産ませたらしい…



でも、私が生まれた途端にお父さんはお母さんの前から姿を消した。





─私、森田優花(もりたゆうか)はどこにでもいる普通の18。




ただ一つ、みんなと違う事と言ったら親からの愛情をまったく受けずに育ったということだけ…






───昨日は卒業式だったから今日から春休み。




大学に行くお金なんてなくて、やることも無い。



バイトでも見つけないとな…なんて思っていると電話がきた。











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