─あの出来事から早くも三日が経った。



相変わらず雅人は優しいけど付かず離れずの関係のまま…



そして今日は…



「行くぞ。」




「本当に行くの?」




「当たり前だろ。」




神城本家…つまり雅人の実家に行く。



雅人のお父さんとお母さんに会うんだ…と思うと緊張してしょうがない…



なんでも、”面通し”をしなきゃいけないらしい…




「もういいだろ?行くぞ。」




「ちょっと待って…心の準備が…」




かれこれ10分くらい玄関で行くのを渋っている私…



流石の雅人も呆れ顔だね…ごめん…。




「なぁ…もう行くぞ。親父に紹介しなきゃ通達が回せないんだよ。」




「通達?」




首を傾げた私に楽しそうに笑った雅人は



「俺の女は”森田優花”だとこの街一帯に回す。神城の組員が全力でお前を守るようになる。」




と言って私の手を握った。





「…………まじ…?」




「ん、まじ。」




さらっと言った雅人に手を引かれて家を出る。





この作品のキーワード
ヤクザ  若頭  イケメン  溺愛  極道  激甘  組長  過去  恋愛