─「どこで会うの?」



とりあえず着替えて車に乗り込んだ私達。



30分くらい車に揺られてるけどまだ着かないらしい…




「神城が経営してるクラブだよ。」



教えてくれたのは助手席に乗っている拓也。



「クラブ…?」




「個室だから大丈夫だ。」




派手な女の人を私が苦手な事を知っている雅人が優しく頭を撫でてくれる。




──なんでも、雅人と剱崎の若頭さんは同い年らしい…



お互いの規模が大きすぎるから同盟を結んでいる。



友だち兼ライバルみたいな関係だと雅人が教えてくれた。




「ねぇ、剱崎さんの女ってどんな人?」




「いや、俺も会った事ないんだ。」




「そうなんだ…」



怖い人だったらどうしよ…


仲良くできるかな…



そんな小学生みたいな考えが頭の中にある…。




「あいつが唯一愛した女だ。大丈夫だろ。」



私の馬鹿な考えに気付いた雅人が優しく微笑んでくれた。





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