告白 1&2‐synchronize love‐のレビュー一覧
4.9
レビュータイトル通り、電車の中で読むことはオススメできません。 詳しい内容は書きませんが、とにかく笑いと、涙なしでは読めないです。 私は電車の中で笑い、冷たい目で見られました。 そして、電車の中で読んで泣きました。学校の休み時間も読んで泣きました。それくらい、感動できて、物語の中に入り込める作品だと思います。 是非、誰もいない静かな部屋で、１ページ目を開いて見てください。 あなたも夏木エルさんの世界にどっぷりはまって出られなくなると思いますよ。
まるで一本の映画を観ているようでした！何度読み返しても、すべての登場人物を愛しいと思える、大好きな一本になりました。エルさん、ありがとうございます(o^_^o)
既に読み終えていたんだけど､また読ませていただきました｡ 私にとって読書はなくてはならないもので､大好きな本なら何度読んでも幸せな気持ちになります｡二度読んだ事でこの作品もそれに仲間入りしたかと気づき､さらに幸せになりました｡エルさん､ありがとうございます､こんなにステキな作品にであわせてくれて｡
まさに個々の人物一人一人が生きてるかの様に物語りを動かし､そして一気に加速させていく｡ 気付けば寝食忘れる程にこの物語りに引き込まれ､駆け抜ける様に一気に読みきっていた｡ 読み終えた今もなおこの胸のうちにある余韻が消えることはない｡ それほどまでにこの物語りは心を捕えて離さないのだ｡ 錯綜する想い｡ それぞれの想いの深さ｡ 胸のうちが震え立つ様な切なさと､それをも越えてうねりの様に押し寄せてくる温かい思いに､きっとあなたの心も揺れ動かされることでしょう｡ 珠玉の一作です!!!!!
告白……シンクロ……そして愛。 タイトルに込められた言葉の意味を探っているうちにいつの間にか謎の多い世界に囚われて……。 真実はどこにあるのか。 700P超のページ数を感じさせない圧倒的な吸引力を持った作品でした。 主人公が翻弄される自分の過去。絡み合い交錯する切ない愛情。 その結末を見届ける為、開いたら最後……きっと一気に読んでしまう筈です。
『告白』という、たった2文字に込められた思い。 それは深く、 ただただ、大切な相手を思いやる人の気持ちでした。 嘘をついたのは、たった1つだけーーー 『白い嘘』はどこまでも白く、 『告白』になくてはならないｷｰﾜｰﾄﾞ。 美緒を思う人達の優しさが作品から満ち溢れて、最後まで読み手の心を揺さぶりやみません。 あなたの気持ちと美緒の気持ちがsynchronizeした瞬間、 物語は一気に加速していくはず。 深く、 深くーーー 是非、読んでみてください。 あなたの『心の本棚』に入ること、間違いなしです！
読後はしばらく 物語の余韻で放心状態になりました。 胸に込み上げるのは 全ての真実を知った感動と切なさ。 数々の予想を遥かに凌駕する答えが ラストに用意されています。 彼女を想う彼の強い愛に 胸が締め付けられ、 無償の愛の存在を 私達は知る事が出来ます。 この“彼女”と“彼”とは誰の事なのか。 そして物語のキーとなっている ある曲の歌詞の意味。 これらの謎が解けた時 全身に駆け巡る衝撃の波。 そして涙。 物語を読んでトリハダが立つ感覚を 私は久々に感じました。 ページ数の長さは全く感じられません。 絶対に読んでほしい作品です！
759Ｐの大長編。 ですが、ページ数を感じさせません。 ちりばめられた伏線に「おや？」となり 生き生きと動く個性的なキャラの中に、お気に入りができはじめ。 どうなるの？ この先はどうなるの？ 気が付くとラストまで読み切って、明かされた秘密にぐっと胸が締め付けられている自分がいます。 すっかり、やられた！（笑） この作者さんの作品の大きな魅力は、読者との間に生まれる、特別な「一体感」です。 まるで、自分もこの物語に参加している一員のような。 そんな不思議な吸引力を持った、目が離せない作家さんだと思います。 この魅力、ぜひ読んで味わって！
読まないと後悔する、と自信を持って断言します。 大切な人を想う気持ちの深さ、美しさ、戸惑い、不安、喜び、葛藤。作品に綺麗に織り込まれて、それらは読者の心を熱くし、揺さぶります。 積み重なっていく｢告白｣を繋ぎ合わせて辿り着く真実。 脳が覚醒するようなあの感覚をぜひ味わってほしい。 ｢たぶんキミと僕の関係は 宇宙における月と地球のようなもの 具体的には言えないけれど さりげなく近く あからさまに遠い｣ 深い深い想いが込められたこの歌の歌詞。 その想いに直接触れることができた瞬間、大切な人を想う気持ちはこんなにも大きく美しいんだ…と、胸が締め付けられると同時にこれ以上ないほど暖まるでしょう。 知りたくないですか、あなたも？ 秘められた想いたちを。深い想いたちを。 ページ数に尻込みするにはもったいなさすぎるくらい、素敵な作品です。
かなりモテモテの女子高生・その周りを囲むイケメン男性陣、また、ありがちなラブストーリーかと思いきや・・・ そんな浅はかな期待はすぐに裏切られます。予想を遥かに超えるストーリー展開には引き込まれずにはいられません。主人公と謎の男の出会いから、少しずつ謎が解けるたびに、もう鳥肌ものです。 ページ数は多いですが、魅力的な登場人物のおかげで、ページが進むごとに感情移入度が増して、一気に読み進んでしまうことでしょう。気づけば「えっ、もう終わり？」という具合です。 Keyとなる歌の意味や題名の『synchronize love』の意味がわかった時の脳が覚醒する感覚を是非、あなた自身で味わってください。作品から溢れる様々な愛のかたちにも心が満たされます。読み応え満点の作品です。
頭では、理性では、分かっていても、人は、心を抑える事ができない。 現実を知っても、絶望を味わってもココロはゆれる。 そんなゆれるココロの動きを、ぜひこの作品で味わってください。 その味は、少しせつなくて、そして、ちょっとだけ新しい未来の味がするはずです。 じっくりと味わってください。