つゆのあめさんのレビュー一覧

★★★★★
2012/08/25 10:16
ネタバレ
とある夏の青春

レビューを見る
★★★★★
2012/08/25 10:01
ネタバレ
もうすぐ終わるこの夏に。

レビューを見る
★★★★★
2012/06/05 22:17
これこそが男だ!

ケータイ小説みたいな男がすべてだと、いや本当だと思うな!   異性からしてみればがっかりするかもしれないけれど、 これこそ本当の思春期を迎えた男子の姿だ! これが一人前になる男の姿なんだ! 切にそれを教えてくれる、 男の子の青春をリアルに、そしてコミカルに綴られた短編集。    久しぶりに大笑いしました^^* 事細かに、そしてリアルに心情が綴られているため、始終笑わされました。 異性の私からしてみても新鮮な気持ちで読めました! 楽しい短編集だと思います。 作者と同姓の方は勿論、 異性の方も読んで損はないと思いますよ^^ おすすめの短編集です☆

続きを見る
★★★★★
2012/05/29 01:55
愛を求めて。

愛ってなんだろう。 人と人との繋がりによって想い合い、友情や愛情が芽生え。 時に繋がりによって、憎悪や哀切が生まれる。 人はひとりでは生きられない。 だから誰かと繋がりを持ち、支え、支えられ、時に傷つけ傷つけられる。 愛を求めてさ迷う物語は、本当に胸打たれることばかりでした。途中幾度となく涙を溢しました。懸命に生きようとする“僕ら”に。 生きることや人を想うことが、これほどなまでに愛しい。 そんな気持ちにさせてくれる瑞々しい作品です。 二部作品になっていますが、最後まで読んで欲しい。 大切なことを沢山教えてくれます。とてもおすすめです!

続きを見る
★★★★★
2012/05/10 16:21
椅子と人と気持ち。

とあるコーヒーショップの一角で人々を見守る一脚の椅子。   この椅子が主人公だなんてちょっと変わった物語ですが、 椅子という視点で描かれる不思議なストーリーは読めば読むほど魅了されていきます。 あったかくて、ほのぼのしていて、でも時々しょっぱい。 現代人が忘れかけている人と人が繋がる大切さ。人のぬくもり。無償の愛情。 また物を大切にする意味。 それらが沢山詰まった、素敵な物語です^^ すぐに物が手に入る時代なので、 こういった物語は凄く大切だと思います。 特に目まぐるしい今日を生きる社会人の皆さんに、是非読んでもらいたい作品! とてもお勧めです。 是非一読してみて下さい^^*

続きを見る
★★★★★
2012/05/06 13:25
言葉を持たないから、こそ。

ペロという子犬を通して起こる事件。 可愛い子犬を飼ったばかりに起こる死。 飼い主達の死に関連性はあるのか? それとも単なる偶然が呼び起こした事件なのか? 交差する謎とめぐりめぐる辿り着くひとつの真実。 真実を目にした時、悲しさと胸を鷲掴みされるような感情に駆られると思います。 是非ともこの真実と結末を貴方の目で見て欲しい! 読む手がとまらなくなる、 ハラハラドキドキのミステリーものでした^^* 動物の命も考えさせられます。 言葉を持たない動物だからこそ……。 一読してみて下さい、お勧めです^^

続きを見る
★★★★★
2012/04/15 11:57
貴方も騙される!

父の浮気、ナツという愛人、それを知る母に、私。 私はナツという愛人と友達になり、そして―――…。 家族間、友達間、15の私が経験した夏の物語は、とてもリアルチック。 現代の15歳が抱きそうな心情がつらつらと綴られ、 またそれに共感する私がいました。 表紙に書かれてあった【騙されないで読むと面白い】の意味。 気にしながら読んでいたのですが、物の見事に騙されました! まんまといっぱい食わされた気分です(笑) どうぞこれからこの作品を読む方々。 騙されないよう、注意を払って一読してみて下さい。 このどんでん返し、癖になりそうです^^ 最後になりましたが作者様。 素敵な物語をありがとうございました! これからも「あっ」と言わせる、素敵な物語を書いてくださいね^^ 陰ながら応援しております!

続きを見る
★★★★★
2012/02/26 13:31
恋しくなる、無性に。

生きること、息をすること、此処にいること。 すべてに逃げたくなる時がある。 つまらない人生だと嘆きたくなることもある。 そんな少女は学校をサボり、海に赴き、出逢うのです。   無断欠勤をしたリーマンに。 偶然という名の出逢いに巡り会うのです。 名前も知らない彼。 知らない彼と過ごす時間。 「それでも、きっと忘れないよ。今日、君と会ったことは」 これは海と体温とめぐり合わせの物語。 繊細な描写と、出てくる登場人物達、何気ない一こま。 すべて魅力的です。 是非、一読してみてください。 読み終えた時、無性に海が恋しくなります。

続きを見る
★★★★★
2012/02/16 11:09
生きる人は愛おしく、美しい

誰にだって生きることに怯え、挫折し、絶望を味わうことはある。 すべてを投げ出して逃げたくなること、自分の存在意義さえ分からなくことだってある。   だけどこの作品に教えてもらいました。 例えどんなに理不尽で辛い思いをしても、 例え自分が弱虫で逃げ出してしまことがあっても、 我武者羅に生きようと、前に進もうとその一歩を踏み出す姿は、誰も貶すことのない美しい姿なんだということを。 いじめられていた月子。 同じくいじめられていた陽太。 どんな苦難が遭っても、彼等は世界を知り、人の愛に気付き、周囲に支えながら前に進む。 二人の、我武者羅に前に進もうと一歩を踏み出す姿に私は勇気付けられました。 生きることは闘うこと。 生きている人間は皆、小さな勇者。 小さな勇者二人が、生きる強さを教えてくれる作品です。 おススメなのでどうぞ一読してみて下さい^^

続きを見る
★★★★★
2012/02/16 10:35
思わず、ほっこり

どうすれば身長は伸びるだろうといつも悩んでいる。 コンプレックスを持つ少年、高志。 可愛い物には目が無い教師。 ちょーっと困った趣味を持つ、弓倉。 中学生と教師のドキドキ恋愛ストーリー! かと思いきや、ゆるゆるほのぼの、こっちがほっこりなってしまう純情テイスト仕立てになっております^^* だけどゆるさの中に、生徒と教師の立場。 大人の悩み。 子供の悩み。 生徒同士の恋愛。 そういったものが沢山詰まっていて、凄く面白いです。 教師と生徒の物語は沢山ありますが、特にこの物語は大好きです^^* 癒されるお話で、とてもおススメです! どうぞ一読してみてください☆ 最後になりましたが作者様、癒される教師と生徒の恋愛ストーリーをありがとうございました! 少年高志と弓倉先生、どちらも可愛くて大好きです^^

続きを見る
★★★★★
2012/01/23 10:14
世界にもう一度、こんにちは

とある少女の飛び降りが、すべての始まり。 一度は世界にばいばいをした少女は、四人のクラスメートと共に教室に閉じ込められる。 三分間で知るそれぞれの事情。 誰もが生きることに悩みを抱き。 誰もが生きることに苦しみを抱き。 誰もが生きることに喜びを抱く。 延々と繰り返される三分間の中で、各々の人生を抱いた物語は圧巻そのものです。 その三分間の中で、きっと自分を見つけ出せる。 これはそんな素敵で不思議な、等身大青春ストーリー。 とてもオススメです、一読してみてください。 等身大の悩みを持った少年少女に共鳴しすること間違いないです。 最後になりましたが作者様、素敵な青春物語をありがとうございました^^ とても勉強になりました! これからも陰ながら応援しております^^*

続きを見る
★★★★★
2012/01/18 00:26
身内が犯罪を。

タイトルに惹かれてお話を読みましたが、これは深く重く考えさせられるテーマでした。 身内の犯罪。 ろくでもない家族に。 ろくでもない自分。 ろくでもない生い立ち、 過去を清算し、それなりに努力していた矢先に立ち憚る壁。 現実は非情で残酷。 まさしく無慈悲。 果たして…。 被害者が哀しいのか。 加害者が哀しいのか。 深く考えさせられた作品でした。 読んだ後の後味を是非味わって欲しいです。考えさせられます。 最後になりましたが、作者さま、素敵な作品をありがとうございました。 とても魅せられる作品でした。

続きを見る
★★★★★
2011/12/13 01:53
ネタバレ
青春の向日葵達

レビューを見る
★★★★★
2011/12/04 18:00
笑って、笑って、考えさせられる。

何もかもがめんどくさくて無気力な少年・池田くん。 できることなら家でゴロゴロしたいんだけど、気付けば、関わった仲間達に振り回されるなら。 池田くんと、彼に関わった仲間達が織り成す学園物語に始終笑いっぱなしです^^* 池田くんのツッコミがなんとも読者の共感を揺すぶってくれて、「この子愛おしい」という気持ちにさせてくれます^^ また、笑いの中にも教えてくれる小さな勇気と友情。 見えないところに小さな勇気がある。 いつの間にかできている友情がある。 無気力だけれど、めんどくさいけど、でも悪くはない。 そんな素敵な物語をご賞味あれ! とてもおススメな作品です^^ 最後になりましたが、作者様。 笑って考えさせられる素敵な物語をありがとうございました^^ これからも素敵な作品を書き続けてくださいね、陰ながら応援しております!

続きを見る
★★★★★
2011/10/26 01:06
これは現代人へのメッセージ

現代の子どもの気持ち、問題、存在意義に居場所。 いじめに裏切り、自分の価値観。 一方で忘れてはならない歴史の中の命のやりとり。 悲惨なあの時代の、その歴史の中であの日、あの夏、あの瞬間に生きた人びとがいた。 生きたいと願い想う人びとがいた。 生きたくても生きられなかった人びとは、今の子ども達に生き続ける【勇気】を教えくれる。 この作品は現代の私達の姿であり、忘れてはいけない気持ちを蘇らせてくれる重みのある作品だと思います。 生きるってなにか? 生きたいってなにか? 生き続けるってなにか? リアルな世界観の中で、それらを教えてくれる温かな優しさに是非浸ってみて下さい。 オススメな作品です。 最後になりましたが作者さま、等身大の作品をありがとうございました 。 忘れかけていた気持ちが呼び覚まされた気分です。素敵な作品ごちそうさまでした^^*

続きを見る
★★★★★
2011/10/18 21:58
ネタバレ
彼は一途なのです!

レビューを見る
★★★★★
2011/10/18 21:21
透き通った物語

ありのままの自分を受け入れること、着飾らないこと、偽らないこと。それはとてもとても難しいこと。 自分を見つめた時、「私って何だろう?」と誰しもが経験したことがあるに違いありません。 私自身、何度も経験し、思い悩んできたことがありました。 けれどこの作品を読んで、「ああそうか。これもまた私色か」と胸をあたたかくなりました。 この作品は、そういったリアリティな青春の瑞々しく彩っています。 胸打たれるのは物語だけでなく、綴られている言の葉一つ一つがとても美しいです。 綺麗ではなく、気持ちの籠められた言の葉は本当に美しいという言葉がぴったりでした。 とてもオススメで、何度も読み返したくなるあたたかな作品です^^* 是非一読してみて下さい! 最後になりましたが、あたたかく美しい作品を書いて下さいましてありがとうございました! 素敵な作品ごちそうさまです^^

続きを見る
★★★★★
2011/09/22 21:18
ネタバレ
さいごの旅

レビューを見る
★★★★★
2011/08/12 23:35
ネタバレ
可愛い攻め女子!

レビューを見る
★★★★★
2011/08/11 09:18
人が人を想うこと

本当に続きが気になって中編から後編を一気に読んでしまいました。 友情、兄弟愛、恋情、様々な思いが交差する中、真実の扉を開いた橘くん。そして心の闇を息づかせる桜庭ちゃん。 “明”を取り巻く事件模様に人々の想い。 誰かが誰かを想うこと。 誰かが誰かのために生きること。行動すること。 それは決して善い道に行くとは限らない。誤る道に進むこともある。 だけど誰かが間違いを教えてくれること、救済してくれることもある。 “明”や“兄弟”そして事件。 それらを通して大切なことを教えてくれる作品です。 前中後編と大長編ではありますが、読んで絶対に損はないです^^* 作者様、素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうございました! 感動、ご馳走さまです(*´`*)

続きを見る
pagetop