イトウ先生さんのレビュー一覧

★★★★★
2014/08/04 00:37
唐突なジ・エンド

分からない ベストアンサー (この人の作品は、本当に独創的というかなんというか。ある意味、何よりも現実的。話に流れがないのでとても気味が悪いです。クセになる、好き)

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★★★★★
2014/07/27 15:23
錆び付いた日本刀

それでも矢張り、鈍く輝く (ベリーズ向け作品ではありません。甘くてドキドキする恋愛ものが読みたい人々は回れ右。これが好きな人は、正に物好き。高山ワールドに魅力されることでしょう)

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★★★★★
2014/06/05 23:31
just that

f×××! (Fワードが飛び交っている、そんなイメージ。埃臭い、でもかっこいい。中指を立てて口汚く罵る、その行為に何と言いますか──憧憬を抱きました。高山さんらしい作品)

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★★★★★
2014/05/01 23:41
朝の匂いがするよ

眩い程の光ではないけれど 絶望する位の暗闇でもないけれど それでも、確かに (純粋に好きだ。胸が静かに締め付けられる感覚。好き好き好き、正にそんなかんじ)

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★★★★★
2014/02/19 20:18
ほんのすこし

きみのうしろを (後ろを振り向く行為自体、わたくし、怖くてたまりませんで。しかしながらこの作品を呼んで、優しいなあ、と思いました。こんなにも“振り向く”という動作に優しさを感じられるとは。良い作品でした)

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★★★★★
2014/01/22 02:40
つらいことを知っている弱いひとの

やさしくて つよい 言葉だ、と (目頭が熱くなりますよね。何かに悩んでる人、行き詰まっている人、どうか読んでみてください)

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★★★★★
2014/01/14 23:49
きれいを

きれいと言える強さを (雨は冷たかった?悲しかった?けれどきっと、やさしかった。雨の日が、ほんの少し好きになれる素敵な作品)

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★★★★★
2013/12/28 00:14
三つのおはなし

一つのものがたり (描写がとても上手いです。なんというか、感嘆。こういう表現方法もあるのね、と。読んでみてくださいな)

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★★★★★
2013/10/25 20:47
そこにいる 眼

そこにある ぼくを見ている 眼、眼、眼 (びびっと来ました。描写が素晴らしい。読んでいるだけでじわじわと迫ってくる、そこにいるかのような、静かな不気味さ。いやあ、いい作品を見つけたなあと思います。是非とも是非とも)

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★★★★★
2013/10/11 00:44
三秒

カップラーメンよりも即席 (お手頃に楽しめる高品質な恐怖話。真っ暗な部屋で読むことはオススメしません。怖すぎる)

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★★★★★
2013/10/06 10:12
「透明」

透明ではなくても 透明であろうとすることは すてきなことでしょう (上手いなあ、と純粋に思いました。読んでみてください。す、と綺麗な風が窓から入り込むような素敵な作品です)

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★★★★★
2013/09/27 00:21
こうして、物語は終わるのです

めでたし めでたし (多くは語りません。是非、読んでみてください。読んで感じて、考えてみてください。それだけです)

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★★★★★
2013/09/15 12:17
朝、起きたら

たまごを残して消えていた 彼女のはなし (すごい、のひとこと。15ページを使って見事に読者を欺いています。リズムにのっている、ともすれば絵本のような文章も、不気味さを一層引き立てています。オススメ)

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★★★★★
2013/08/26 00:45
ラブ☆きゅん

溶けちゃうくらい あはんなはーとでトランクスな物語 (おそろしいおそろしい。おそろしい、このひとの作品。痛いところをずどんと突いて、それでも軽い調子で繕って笑わせるから、こわいんですよ、このひとの作品)

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★★★★
2013/06/23 22:44
このひとの作品

バラバラ ボロボロ グラグラ (このひとの作品は、危ういラインを越えてしまっている気がします。なんというか、言い表せないなあ。とても好きなのです。作者様の作品は全部読んでいるのです。でも、だからこそ、星は4つでお願いします)

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★★★★★
2013/06/02 16:11
きらきら

きれいなものを きれいと言える強さを ぼくらがずっと忘れていた 大切な 大切な なにかを きっと (作者さんは物語には始まりがあって、終わりがあると仰いましたが、私の中でこの物語は永遠とともにあるとおもいます。ずっと心の中に在り続ける、大切な思い出のひとつです。ありがとう!)

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★★★★★
2013/05/31 20:47
しゅるしゅる すとん と

おちてくるのです おちて、逝くのです (詩的だけれど、文章はしっかりとしていて。選ばれる言葉の端々に、作者のセンスを感じますね。独特の世界観をもった素敵な作家さんです)

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★★★★★
2013/05/12 20:15
灰色の

いつだって、それは 「    」に似ていた (深いお話。優しくて、ほっこりとする。答えはどこにでも散らばっていて、いろいろな形をしていて、とてもおもしろいです。読んでみてください。あたかかい物語)

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★★★★★
2013/04/28 11:53
「ぼくらのせいぎを探しに行こう」

始まりは ラジオから聴こえてきた 名も知らぬバンドの たった一回の その歌から (過去と現在が交互に描かれており、その混ぜ具合がとても上手です。文章は美しい。内容は愛しい。少年と少女が少しずつ大人になっていく、“普通な”東京でのおはなし)

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★★★★★
2013/04/23 23:29
しとしと

雨が降ります じっとりとしていて、 どこか優しい 雨が降ります (雨の香り、公園の池の少し生臭い匂いとか、森の中の雫とか。とても素敵な作品でした。読んでいただきたい)

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