甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
気になる視線
あ、まただ。

またあの人に見られてる。

社食でおそばを乗せたトレーを持ちながらレジに並んでいると、10メートルほど離れた場所に立つあの人の視線に気付いた。

背筋がゾクッとするような鋭い視線。

私が目を向けるとすぐにそれは逸らされたけど、決して思い過ごしなんかじゃないと思う。
< 1 / 239 >

この作品をシェア

pagetop