拘束お姫様 *番外編開始
それは 物語の始まり

♯ プロローグ






愛おしい、シンデレラ。


例えこの想いは儚く散ろうと、


それでも僕は必ず 君を救おう。



君はなにも知らず


ただ僕を嫌い、憎めばいい。




僕は君を悲しませるけれど、


最後は必ず 君に幸せを与えるから。



穢れを知らない シンデレラ。


どうか、君は僕のように歪まないで―――



< 1 / 208 >

この作品をシェア

pagetop