密フェチ†ジェラシー ~年の差恋愛
恋の妙薬



「やだっ、ジン!っ、離してっ」


まさに絶体絶命。

荷物のように、軽々と肩に担がれ運ばれる私。

せめてもの抵抗で足をバタつかせ、陣の背中を叩いてみる。


「…これ以上俺を怒らせるな」

陣の、地を這うような低い声にビクンと身を震わせる。



私、なんだか陣の地雷を踏んでしまったみたい。
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