【密フェチ】告白
触れたい…
心臓が破裂しそう。
先輩の部屋で、もう1時間は2人きり
つなぐ話もなくなってきた。
「……アイツら遅ぇな」
ハルト先輩が
カチャッとジッポ回し
煙草に火を点ける。
細くて長いのに
フシが太くて男らしい
先輩の指。
煙草になりたい。
何て、ボ~ッとしてたから
「貴梨香ちゃん? 聴いてる?」
先輩の手が
あたしの髪をポンポンと叩いた。
「はい、すみません!!」
うわぁ~
先輩の手が、指が、あたしの髪にぃ~!!
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