【完】最強の男に寵愛された姫
私に春がやって来ました。
「夏!私にも春がやって来たの♪」





大声で叫ぶ私に目が点になっている親友の夏





「あんた、馬鹿?春は終わったのよ。」





そう・・・





「もう、7月になりました。って知ってるよっ!そんなことっっ!!」





私は高1です。それくらい分かりますとも、夏さん・・・






「なら、五月蝿いから黙ってなさい。」





「む・・・冷たい・・・」





今は、昼休み私は一人で教室の隅っこでモジモジしていじけてやった。





窓側の一番後ろに座る夏に自分の存在をアピールするように・・・






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