心離れのルームメイト
第6章
「今、すごく動揺してるんだろ?てんぱってる?きっかけはわからないけど、今日はここまで俺もう帰るよ。」


そう言い立ち止った。


「え!待ってください!どうしてですか!」


私は秀平のもとへ駆け寄った。


「今の君じゃ、自然な笑顔は出せないよ?君の魅力が台無しだ?だから今は無理だ。次の機会を待っている。尚!もっと考ちゃん!大事にしてやれよ?お前のおかげなんだからな?考ちゃんがこんなに良い表情見せてくれんのは?」


最高の笑顔で。でもどこか真剣。


「おい!秀平!それどうゆう意味だよ。」

「別に!じゃあ!俺帰るわ!」


そして帰って行った。
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