渇いた詩






運命というものがあるのであれば、



君と僕は必ずまた出逢えるから



見えない赤い糸なんて信じない



信じるのは君だけ



泣いて、傷付いた君


泣かせて、傷付けた僕


もう、一人にしないよ



永遠を神には誓わない


誓うのは君だけに



桜が咲いたら、



共に歩こう



僕の好きな桜が咲く日に―――







【完】
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