愛してる
事件





目が覚めたらいつのまにか部屋にいたみたいだ





亮介さんにいってらっしゃいって言いたかったなぁ




「みなみさん。入りますよ」




私が、そんな事を考えていると疾風の声が聞こえた



「うん。どうぞ」



「失礼します」



「疾風、どうしたの?」



「それが、みなみさん。落ち着いて聞いてください」



え、何?何だろうこのやな予感




「実は・・・・」




「え。疾風もう一度言って」



「・・・・若が、何者かに刺されました。今、病院で手術を受けているそうです。なので、今から病院にいきますよ」




え?亮介さんが刺された?



「みなみさん、しっかりしてください。行きますよ」



疾風はそう言って私の腕をつかんで連れて行った







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