透明な水
第三章
私は、いてもたってもいられなくなって、朝の海ヘと出掛けみた。


冬の海は、とても寒かった。空は雪が降りそうな色をしていた。


光ちゃんに会ったら、なんて声をかけよう。


今度は、私が光ちゃんを助けてあげる番だ。
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