《完》嫌われ教師の腕の中
【4】指導室でふたり

~鈴羽side~


「失礼します…」



私は尾上先生に言われた通りに生徒指導室に入った。



二人だけの密室。



「・・・ドタキャンしてもよかったのに…何故来た?何かを期待してるのか?」



「ハァ!?それは先生の方でしょ?」


昼間なのに何でこの部屋だけ暗いのかと思ったら…
カーテンが閉め切られている。



たくっ~
下心見え見え・・・



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