ナンパ男との恋 3巻
★デート
とある、週末の休み・・・

「春菜、起きろ」

「んー、もうちょっと
寝たい・・」

「起きねぇと
脱がすぞ?」

・・・脱がす?

その言葉で一気に目が覚めた。


「そんな飛び起きなくていいだろ」

「だって・・」

輝樹なら本当に
やりかねないし・・・

「今、何時・・・?」

「7時。」

「え?今日 休みだよね?
何で こんな早くに起きたの?」

「別に?ただ、
目覚めて暇だっただけ」

暇だっただけで
私まで起こすなんて・・・

輝樹らしいといえば
それまでだけど・・・

ゴロゴロと
布団の上で転がる私に

「おっ、誘ってんのか?」

そう言いながら
どんどん輝樹の顔が
至近距離に近づいてくる。



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