恋するカフ・リンクス
6 アタシの激怒。


カフリンクスも返さないまま。

それに
ハンカチも借りっぱなしだ。


アタシは放課後、
教室の自分の席でハンカチを広げその上にカフリンクスを置いてじっと見つめる。


見てたら紫竹さんの顔が浮かんで。

人差し指でちょっとつついてみる。


えへへ。

変なのー。



そして時計を見る。

もうすぐ16時。


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