ナンパ男との恋 3巻
★流れに沿って見えた先

ピンポーンッ

耳の奥で
玄関のチャイムが聞こえる。


ピンポーンっ


誰か来てる・・・?

ピンポーン

誰か来てる!

思わずガバッと起き上がり
時計を見ると
昼の1時をまわっていた。


いつの間に寝たのかすら
分からない・・・。


ピンポーンッ

ドンドンドンっ

「春菜ちゃ~ん!
いないのー?」


この声は・・・


「あ、はーい
います、いる!
ちょっと待って」

大急ぎで
玄関の鍵を開けると

「うわぁオ・・・・
春菜ちゃん
何、その髪・・・」

「あっ・・・あはは・・
ごめ・・寝てた・・・
正樹くん 久しぶりだね。
とりあえず・・
どぞ・・中へ・・・」

「はいっス。
んじゃ 言葉に甘えて」









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