【完】君しかいらない
小中愛梨~安元side
~安元陽斗side~


「陽斗~、待てって!一緒に帰る約束したじゃん」


後ろから奏太が追いかけてくる。


約束なんかしてねーっつの。





「今日は、ウチ来る?俺が行こっか?」


陽斗は嬉しそうな顏をして、俺の前に現れる。


…ったく。


「お前さー、唐突なんだよ。俺に用事があるとか思わないわけ?」


「んー…忙しい?」


「いや…別に」






< 185 / 1,444 >

この作品をシェア

pagetop