俺様アイドルの甘いキス
不意打ちな出来事




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しばらく私は、視聴覚室で泣いていた。




やっと落ち着いて、時計を見るともう遅い時間になっていた。




「………帰らなくちゃ……。」




カバンを手に取り、目がパンパンな顔で廊下に出る。




「……こんな顔で……誰かに会いたくないな……。」




でも……もう部活の人達も帰っただろうし……




きっと……誰にも会わないよね…!




俯いたまま私は靴を履き替え、薄暗くなった外へと出た。










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