ナンパ男との恋 社会人編
*罪悪感との戦い

「はよっス」

「おはようございます・・」

いつもと変わらない挨拶
いつもと変わらない態度

昨日の去川さんとの出来事は

夢?・・・妄想?


思わず考えてしまうほどの態度。

けれど、


私の体に生々しく残っている この胸のアザを見れば
昨日の あの出来事は
現実だ。


現実・・・・そう、現実。


思わず 唇を噛み締めた。


悔しいんだか、罪悪感なんだか
腹が立ってんのか
もう、どんな感情なのかも言い表せないほど

いっその事
巻き戻しできたら・・・

ううん、そんな贅沢は言わない。

記憶が消えてくれれば・・・


どんなに後悔しても、
どんなに考えても

結局、何も変えられない。

分かってる、

分かってるけど

どうしようもない
この苦しみから
抜け出したい。

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