百鬼夜行の主
第六章 その後の百鬼夜行



あれから、一か月が過ぎた―


気狐率いる百鬼夜行は、私の百鬼夜行へと加わり気狐は私達と共に闘うようになった。


相変わらず反抗的な気狐だが、一部の仲間とは仲が良いらしく一緒に酒を酌み交わしたりしているらしい。



鬼の力が目覚め、あの時の傷は1週間もたたずに完治した。まだ私は力をうまく使えないため、鬼灯や雪羅に教えてもらっている。


相変わらず、騒がしい百鬼夜行だがそれはそれで私は気にいり始めている。


そして、さらに月日は巡り梅雨から夏になった。


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