*TABOO* 図書館で×××
今から5年前、大学祭の舞台に、ひときわ目立つ端正な顔立ちの彼を見つけた。



周囲の女子たちも「あの子カッコイイー!」と噂をしている。



なぜだろう、彼から目を離せない。



由紀が思わず彼を見つめていると、不意に目が合った。


そして二人のなかに不思議な空気が生まれたように感じた。



なんだろう、この感覚。身体の奥から熱い。


(彼氏がいるのにまさか)


そう思いつつ、舞台上の彼から目が離せない。





< 1 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop