輝く光の中で
秘密の恋
アルと付き合うにしたがって、一つお願いをした。

『出来たら、秘密にして欲しい』と。万が一、九条の耳に
入るとまずいので、出来たら秘密にしたかった・・・。

これが、のちのち後悔することになるなんて、この時は
微塵も思わなかった・・・・。

アリスとスザンナには、翌日、アルとのことを話すことにした。


「おはよう、アリス、スザンナ」

「「おはよう、万梨阿」」

「今日、ちょっと、授業後、私の部屋に来て欲しいんだけど」

「OK,どうしたの?」

「うん、先週末、日本から友達が来て、お土産のお菓子が
 あるから、どうかな?って思ったんだけど?」

「「行く~」」

「じゃー、部屋で待ってるわね! フフッ」
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