再生ゲーム
初恋おみくじ
 私への虐めは日々加速し、精神が壊れまいと毎日防御を張った。


朝登校し、下駄箱から上履きを取ろうとするとゴミくずに埋もれていた。それはどちらかと言うと、まともなほうだった。


ある時は牛乳が入れられ、まるで人間が吐き出した、汚物の匂いが充満していた。


時には、ゴキブリなどの虫の死骸で溢れていたこともあった。心に少しづつ、亀裂が走る。


今ではイチイチ上履きを洗うのは億劫なので、持参する事にしている。


一方的に仕掛けられる戦争。屈辱。プライドなんて絶対に持っては駄目。それこそ精神が壊れてしまうから。
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