僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
女はホンマわからない
その後、彩菜ともなんだかぎこちなく、
朝食を食べると、俺は逃げるように家を出て学校へと向かった。


「はぁーっ・・・」


なんかしゃべり辛い・・・


とは言っても、しゃべり辛いのは俺だけで、
彩菜はいたっていつも通り、
俺だけが接し方に困ってる感じだった。


彩菜は笑顔で見送ってくれたのに、
俺は顔も見ずに出て来てしまった。


最低よな・・・


「はぁーっ・・・」


柊哉はまた深いため息を吐いた。


「うぃーっす、柊哉!」


そんな柊哉の許に、朝からテンション高めな男が寄って来た。


「宣弘・・・」


「おはよう、柊哉」


「晃・・・」


歩み寄って来てたのは堂上宣弘(ドウガミ ノブヒロ)と、
二神晃(フタガミ アキラ)、同じ高校に通う同級生だ。


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