毒舌に惑わされて
戸惑う休日
気持ちの良い眠りから目覚めて、枕元にあるスマホを掴む。
あれ? 真っ暗…そうだ、電源を切ったままだ。
電源を入れるとスマホが作動して、メールと電話の着信があることを知る。
電話は想像通り、聖也からだった。
留守電には何も残されていないから、出ないので諦めたようだ。着信は10回ほどあるけど。
メールもほとんど聖也だった。しつこいな。
‘電話出ろ’
‘何で来ない?’
‘どこにいる?’
‘ふざけるな’
‘覚えておけよ’
一言だけのメールが5件も。これは嫌がらせの部類に入ると思われる。
そして、最新のメールは聖也ではなくて、葉月だった。
‘何で出ないのー?生きてる?今日バーベキューだよ。覚えている?’
バーベキューは確かに今日だった。でも、行くと返事をした? 確か、返事は何もしてないはず。
「うわっ!」
手の中で突然鳴る電話にびっくりした。
あれ? 真っ暗…そうだ、電源を切ったままだ。
電源を入れるとスマホが作動して、メールと電話の着信があることを知る。
電話は想像通り、聖也からだった。
留守電には何も残されていないから、出ないので諦めたようだ。着信は10回ほどあるけど。
メールもほとんど聖也だった。しつこいな。
‘電話出ろ’
‘何で来ない?’
‘どこにいる?’
‘ふざけるな’
‘覚えておけよ’
一言だけのメールが5件も。これは嫌がらせの部類に入ると思われる。
そして、最新のメールは聖也ではなくて、葉月だった。
‘何で出ないのー?生きてる?今日バーベキューだよ。覚えている?’
バーベキューは確かに今日だった。でも、行くと返事をした? 確か、返事は何もしてないはず。
「うわっ!」
手の中で突然鳴る電話にびっくりした。