苦しくても切なくても好きだから
・友達〈過去編 中学生〉

「はい」


あたしはそう言って直輝にポッキーを差し出した。


「おぉ、樹莉サンキュー!」


直輝は笑顔で受け取った。


あたしはこんな感じでいつも皆にお菓子を配っている。



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