浮気症イケメン彼氏2
スキ、スキ 拓斗side
「嫌いに…ならないでっ…」


泣きながら話す愛海を愛おしく思い
強くぎゅっと抱きしめた。


「愛海、嫌いになるわけないだろ。
愛海、ごめんな、俺に気遣わせて。
夜の道怖かっただろ?
俺…ヤキモチばっか…ごめんな。

でも、そんだけ愛海が好きなんだ。
俺、この気持ち誰にも負けねーよ」


「さ、西藤君……私も、スキ…」


泣きながら俺に抱きつく力を強めた愛海。
すげー嬉しい。


けどさ……
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