俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!
恋人は俺様ですから
編集長のマンションは、会社から車で10分ほどの場所にある。
15階建ての2LDKだ。
部屋はその15階にあるから、リビングからの眺めがいい。
少し夜景を満喫したいところだけど、編集長から抱きしめられてその時間は無くなった。
「平瀬…」
名前を呼ばれ唇を塞がれる。
今度のキスは、会社でしたのものとは全然違っていた。
舌を絡ませるキスに、思わず声が漏れる。
その瞬間、その場に押し倒された。
「ま、待って編集長。わたし、ベッドに行きたい」
「あ、そうだな。悪い、ちょっと焦ってた」
優しく笑みを浮かべた編集長は、わたしを抱きかかえるとベッドへ運んでくれた。
シングルベッドからは、編集長の甘い香りがする。
「香乃子って呼んでいいか?」
手際良くシャツを脱いだ編集長ほ、わたしを見下ろしながらそう言った。
すごく引き締まった体…。
この胸に抱かれるのかと思うと、ドキドキを通り越してボーッとしてしまう。
「うん、いいよ。わたしも、二人きりの時は亮平って呼んでいい?」
「ああ」と、優しく微笑んだ編集長と唇を重ねると、わたしたちはその夜、体を重ねたのだった。