森に抱かれて
タダ飯も楽じゃない


「どう?出来そう?」

なんか、いい笑顔で笑ってるなぁ。そんなに麦茶が美味しいか?

「やり方は親切に教えて頂いたので、なんとか」

「じゃ、あとはお客が来るかどうかだな」

「あ…」

そうだ、ここ基本的にお客来ないんだった…。どうしよう。…とりあえず、お茶にしよう。

「私も麦茶もらってもいいですか?」

「ん?あ、どうぞ」

お茶。お茶。って、そういえば、そろそろお昼?何時だ今?おっと、11時半過ぎてる。

「佐藤さん」

「何?」

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