這い出ろ!サダ子さん
二日目
朝。

てか昼前。

「ん…んー…」

ベッドで目を覚まし、眠い目を擦りながら部屋を見渡す。

カーテンの隙間から差し込む光。

今日も天気はいいようだ。

ゆっくりと身を起こし、寝癖だらけのぼさぼさ頭を掻きながらふと見ると。

「……」

アナログテレビの画面の『内側から』頬を、むにゅー、とか押し付けて。

貞子がこっちを見ていた…。

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