つぼみ、ほころぶ
アフター・少しだけ
「つぼみ、ほころぶ」
箇条書きだったりの、とりとめのない小話を、少しばかり載せていきたいと思います。


ネタバレ含みますので、ここから先は本編完読していただいてからを推奨です。

どうぞよろしくお願いいたします。


―――――――――――――――――――――
――――――
――






旅行から帰ってきてからのチイとユウちゃんですが……


ユウちゃんにスポットをあててみますね♪


状況的には、何も変わってはいないのですが、その後を箇条書き形式で書ける限り!


・今までもずっと、可愛くて仕方ないチイちゃんでしたが、旅行以降、もっととんでもなく可愛く感じてしまって、果てはあるのかと日々考えています。


・ある日、チイちゃんの家での夕食のこと――

「あら。チイがリクエストしたからせっかく作ったのよ、生麩の天ぷら。もっと食べてくれないと」

「だって~、中まで味がないんだもんっ。やっぱり、最初にあんな美味しいの食べちゃうと、いくらお母さんの美味しい料理でも霞んじゃうんだね」

「レシピを訊いておけばよかったのに。そんな美味しい料理、どこで食べてきたのかしら?」

「っ!? それはっ……会社の先輩たちと……ね」

――そんな会話のあと、俯く前に一瞬自分を伺っていったチイちゃんの表情に、密かに萌え……、悶え苦しみます。
そして、何かを悟ったカズくんに足を踏みつけられます。


・チイちゃんが洗濯の為に一時持って帰ってきた会社の制服を、両親からのリクエストにより自宅で袖を通した時、呼ばれたユウちゃんは見に行くことが出来ませんでした。
恥ずかしかったのと、カズくんに全力で阻止されたから。


・自宅で、カズくんに虐げられる機会が増えた気がする。


・ちょっとだけ、以前より貯金に気を使うようになったのだけれど、本人は無自覚。


・あの夜のことを思い出すと、翌日は必ず寝不足になり、もう一度、チイちゃんに「いいよ?」と言われることを想像してしまったりして己を責める。
そして怯える。……毅然とした態度をとれる自信が、以前よりなくなってしまっている気がするから。それが真実かどうかは分からないけれど、現実にあっても困るから余計に悩む。


・「せめて二十歳までは」と、無意識に呟く自分に気付き、思わず己の頬を引っ叩く。


などなど、ポンと想像できたことを並べてみました。


もう好きなんじゃないの? くっついてもいいんじゃないか? と思う状況なのに何故かそうは出来ない――そんなふたりの日常です♪


最後までお付き合い下さりありがとうございました!! 幸せです!!

また何かしら載せていく予定です!
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