Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
寄りかかる相手
メールの受信音で、我に返った。


気がつくと、通りすぎる人達の視線を浴びてる。


立ち上がって、近くの建物に今更 雨宿りして、ケータイを見ると…



"大丈夫そうか?なんかあったら連絡しろな?"

セージさんからのメール。



大丈夫そうか?って…

このタイミングで…?


すぐにセージさんに電話をかけた。



「咲陽ちゃん?
どしたァ?ほんとに何かあったのか?」


「…

セージさん…
この事も知ってたのか…?

ナオが結婚するって…
それも…知ってたのか?」

涙声で問いかけた。


「え?…

咲陽ちゃん、今どこだ!?」



場所を応えると、セージさんは"すぐ行く"と、駆けつけてくれた。


「咲陽ちゃん!

ったく、せっかく着替えてんのに、またこんな…」


またビショ濡れになって、激しく震えるアタシを、持ってきた あったかめのジャンパーで覆った。


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