隣の席のキミが好き
これはもしかして★青葉side
次の日。



今朝も志摩と同じ時間に行くつもりだったけど、少し早めに出ることにした。




そして、鈴木を待ち伏せする。




校舎の陰に隠れて、鈴木が登校するのを今か今かと待ち構えていた。


















来た!!



自転車を押しながら、坂をのぼってきた。



その後ろから、自転車に乗った男が追い抜いた。



男は自転車から降りると、鈴木と何やら楽しそうに話している。



……彼氏か?



そーいや、昨日ノリで抱きついたみたいなこと言ってたしな。



かわいい方だし、彼氏がいてもおかしくない。



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