ずっと、好きでいる。
息子の受難。











------------------結も藍のお腹の中で、何の問題もなくすくすく育ち、平和で平凡で幸せな日々を過ごしているココ数ヶ月。








藍のお腹も目立ち始め、『ワタシ、全然出来るよ』と言うの藍の言葉をねじ伏せて、最近はオレが料理だったり洗濯だったりをする様になった。 勿論、シゴトが忙しくて出来ない時は藍にやってもらうんだけど。







優貴も率先して手伝ってくれる。








今日は、藍と一緒に定時で仕事を切り上げられた為、オレが夕食を作る事に。







ココ数ヶ月で、料理の腕もだいぶ上がり、料理をする事自体が楽しくなってきた。








オレが腕を振いまくって料理をしている最中、リビングでは藍が優貴の勉強を教えるのが日課になった今日この頃。








キッチンから、肩を並べて勉強をしている藍と優貴に姿を眺めるのが、最近の楽しみだったりする。
















「オカン、ゴメン。 教科書学校に忘れちゃった」








リビングから、優貴の申し訳なさそうな声が聞こえた。
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