病弱女子とイケメンDoctor。
莉音side
息苦しさで目が覚めた。



時計を見ると夜中の3時だった。



響紀先生がいるか分からないし、発作が出ないようにしなきゃ…。



深呼吸深呼吸…。



って心がけていたけど…



莉音「…ケホケホッケホケホッ」



だんだん苦しくなってきて耐えられなくなった。



莉音「ケホケホッく…るしいケホっ」



私はナースコールを押した。



先生が来るまでに発作はもっと酷くなって。



涙が止まらなくなった。



響紀「莉音?大丈夫?」



莉音「ケホケホッケホケホッ」



響紀「苦しいね…。深呼吸しててね。」



先生は吸入を取って私の口元に持ってきた。



響紀「莉音、これ吸って?」



莉音「ケホケホッスゥーゲホッハァー」



響紀「上手上手。」



それから30分ぐらいして発作がおさまった。



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