アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
誤解だよ~






「美桜。
やっぱり。
行く気になったんだ」


放課後。


カバンを肩にかけた藍ちゃんが、あたしを見下ろし、ニタッと笑う。


「自分の本当の気持ちを知りたくなった?
それとも……。
清家くんの本当の気持ちが知りたいのかな?」


「……っ」


こういうとこ、藍ちゃん、ちょっと意地悪。


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