ありがとう~君との時間は宝物~
第二章 -この気持ち-
あぁ、疲れた。色んなことが急に起こって、もうパニックだよー!
あの後けっきょくラーメン屋、ゲーセンにも行って、もうお金無いんだけどね…。
にしても、元気そうだったな悠成。良かった。
すごく笑ってたし、楽しそうだったっけ?
今度どっか誘おうかなぁ~。

あ!一人になるとまたこれだ。悠成の事考えないようにしないと。
でも、やっぱり好きなのかな?私??
胸がズキッって、もややぁんってするし…?
でも、過去の事だもんね…!
諦めなきゃ!!
ブブッ  ??何かな??
“とわ??大丈夫?体休ませてね(o´∀`)b
あと明日は二人でのんびりしたいから、家きなよ!!大事な話あるから!!待ってるね~!
             優太より”
メールか。ならもう寝よ!




チュンチュン  んぇ?朝?早く支度して優太ん家行こ。でも、話って、何かな??
まぁ、ついたら考えよ~!

いらっしゃい!だってさぁ…。朝からその笑顔ヤバいです。眩しいです!
「はいって!!座ってて!!」
改めて見ると、シンプルなのに大人っぽいですね~。お部屋。
実際は子供なのにねん…。

その時テーブルの上の紙を見た。転校手続きって、書いてある……。
ウソ、優太もいなくなっちゃうの??嫌だ!一人にしないで!うぅっ。
「どーしたの。泣いちゃって」
「だって、転校手続き。紙あるから!!
優太もいなくなっちゃうの嫌。」
「??転校手続きするのはオレではなくてぇ、悠成だよー!」
「へ?へ?へ?
ええぇぇぇぇ!!」
つまり私の早とちりって訳ね…。ごめんね…騒いじゃって!!

「つまり、悠成が戻ってくるのかなぁ~!嬉しいね~!!やった!嬉しいね~!」
「………………そだね」
あれ?すねたの?
気のせいだといいけど?
< 2 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop