ありがとう~君との時間は宝物~
第三章 -新学期-
ヤバい!朝練遅れた!

んぅーーーー。怒られた…。
ポンポン。え?
「さすがとわ。新学期でも、早速怒られましたね~!」
優太!!うっ!恥ずかしい。見られてたんだ。
「いいもん。怒られるのが仕事ですから!それよりそっちは新しい人来るんでしょ?早く行きなさーい!」
よし!強制的だったけど終わった。
うん!!私は優太が好きなんだよねん!知らない所で支えてくれてるの知ってるから。ありがとう。優太!!



始業式終わった!長かった!眠いですね…。
グイッ!え?!誰??ここ体育館の裏じゃん!!
「やっと見つけた。とわ。懐かしいな!少しだけ話良いか?」
うっ!顔近い。
「いいけど早くね…」
「オレと、やり直さないか?
まだ好きなんだよ!諦めなきゃって、思っても!無理だったんだよ。」
ウソ?
「な…んで。また急に??!!!おかしいよ?!」
「もしかしたら、まだオレの事好きでいてくれてるのかなんて思ってたんだけど
ね…?違う?」
は?何よそれ!
「違う!私は優太が好きなんだよ?優太の彼女なんだよ?それなのに、なんで悠成のことを想わなきゃいけないの?!勘違いしない…で…よ。うぅっ、ふぅーうぅっ。」
「何で泣いてんだよ!?大丈夫か?」
あー、やっと分かった。私は悠成のことを好きだったんじゃなくてぇ、言えない事も言えないでずっと苦しかったんだよ。きっと。
「ごめんね…。でも、過去の事なの。私は今を大切にしたいから。ごめんなさい。
じゃ!」

これで終わりにしよっ!これから、友達として仲良く3人でいっぱい遊ぼ~!

でも、ありがとう悠成…おかげで前に進めたの。
< 4 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop