【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
出会った運命

好きにって・・・え?

ま、待って。先生ー


あたしの悲痛の叫びは届かなかった。

はぁー






仕方ないよね。
気を取り直して、黒板に座席表をかいて番号をふる。

男子学級委員の三井くん(バスケ部員で、ショートの黒髪と神経質そうな顔が特徴だとおもう)が、司会を務めているので、ひたすらに書きまくる。





ふー、終わったー

周りをみるとまだくじを引いているようだった。


周りを確認するふりをしつつちらっと、槇津くんのほうを見てしまう。

「見てみてー」

突然話し掛けられて、ビクッとなっちゃた。





< 11 / 221 >

この作品をシェア

pagetop