[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
ちょっとした遊び心!?
「ちょっと、涼介!」



休日明けの学校で、俺は涼介に問い詰めた。



だって、どういうことだよ!?



紗倉、誕生日が違うとか言ってたよな?



自分の誕生日を忘れるわけないし、あんなにはっきり否定するわけない。



絶対にこれは、涼介の軽い遊び心だ。



そう思っても、とりあえず本人の口から出てこないと、確信しない。



俺が涼介の返答を待っていると、



「いやあ、ちょっとした遊び心だぜ?あんなの」
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