私の横に居る人
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それから約2か月。バタバタと新居にお引越し。

智樹がこちらに転勤になって戻ってくるのと同時に一緒に住むことになった。

私の実家からほど近いマンション。

学生の時から何度も会っている智樹のご両親も手伝いに来てくれた。

「悠さん、本当にうちの智樹で良いの？」

結婚が決まってから、何度も確認するお義母さん。

「悠さんくらい良いお嬢さんだったら、もっと良いお相手が見つかりそうなのに。」

思ったことがすぐ口に出るお義母さん。

決して結婚を反対しているわけではない。

どうやら智樹が私にベタぼれで、私がそれにしぶしぶ承諾したと思ってる。

だから私が智樹と結婚を決めた事が、本意なのが心配しているのだ。

「智樹さんと居ると、私幸せになれそうな気がするんです。」

私の笑顔を見て、お義母さんはやっと安心したみたい。

これまでいろんな言葉で伝えて来たつもりだったんだけど、会えば必ず聞かれていた。
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